魅力的な絵とは
こんにちは、とさかにごはんです。
今日は「とさかにごはん」に関して紹介していきます。
そういえば、どうして「とさかにごはん」って名前なんだい?
とさかにごはんの由来は鈴木コージさんの書かれた「とさかにごはん」です。
どどーん!!
ど、どうしちゃったの????
この、真っ赤な背景に黄色のニワトリがおにぎりを食べながら歯を磨いているというショッキングな表紙の絵本です。
内容は、ハンジュクさんが、いろいろと荷物を詰めて旅に出るっていうお話だったと思います。(現在絶版です。)
衝撃的な絵が子どもながら面白くてけらけら笑いながら読んだのを覚えています。
大人になった今では、スズキコージさんの独特な画風に魅了されています。
単に、上手な絵ではない。
ピカソの言葉にこのような言葉があります。
ピカソ『ようやく子どものような絵が描けるようになった。ここまで来るのにずいぶん時間がかかったものだ。』
単に写実的な絵というのは昔は価値を持っていましたが、写真を手軽にとれる現代ではあまり意味をなさないのです。飽きます。
子どものように真摯に絵に向き合って書いた絵にこそ胸を打つ一瞬が宿るのです。
伝えたいことが明確であったり、タッチの癖が強いような作品は長く人を引き付ける魅力があるのでしょう。
脱線しましたが、笑いながら読んだスズキコージさんの絵本が今でも心に残っているのです。
このあたりに、絵というものの価値があるのではないでしょうか?
いかがだったでしょうか?
読んでいただきありがとうございました。