とさかにごはん、家を買う #6収納戦略
こんにちは、とさかにごはんです。
今回は、注文住宅の収納戦略について紹介したいと思います。
現在、間取り作りが進行中であります。
家の中のものをどのように収納するか、モノで溢れかえった家にならないようにするにはどの様にしたらいいかを考えました。
部屋の中がモノで溢れて片付かないのは誰のせいだと思いますか?
使ったら片付けない人のせい?
ものを買ってきて捨てられない人のせい?
・・・違います。収納を配置した人(家の設計をした人)のせいです。
今回は、とさかに家の収納戦略に関してお話しします。
例えば、道路には多くの車が走っています。
自転車、自動車、トラック、バス・・・。
駐車場や駐輪場がなかったとしたらどうなるでしょうか?町中の道路が路上駐車の無法地帯と化してしまうでしょうね。
これでは、整理された住みやすい街とは言えません。
駐車場や駐輪場が必要なのです。
家の中の整理もこれと同じです。
ものが増えないに越したことはありませんが物には物の居場所が必要です。
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1、家電は使う場所の近くに収納を設ける
使う場所が決まっていない小物家電は必ず場所を作らないといけません。車で例えるとバスやトラックといったところでしょうか。
また、よく使う場所の近くに収納場所がないとよく使う場所の近くに新たな置き場ができるだけです。
路駐が増えるんだね。
掃除機は充電器を置くスペースを兼ねた収納場所をリビングから見えにくいところに用意しました。
あえて扉をつけないことで手軽に使える様にしました。
また、玄関には収納が必要です。履いてきた靴や出かける時にきたコート、ボールやスケボー、ゴルフクラブなどの外で使うものは玄関に収納するのです。
2wayの玄関が流行っていますが、2wayに限らず外で使ったものを収納できるスペースが玄関に必要です。
でないと玄関がそれらで埋め尽くされます。
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2、大収納と小収納を使い分ける
家にあって欲しいのは大収納でしょうか、それとも小収納でしょうか。大収納には大収納の良さがあり、小収納には小収納の良さがあります。
大収納のウォークインクローゼットのイメージとしては立体駐車場です。大容量ですが、車を出すのに時間がかかります。
小収納のイメージは街のいたるところにあるコインパーキングです。
よく使うものが散らかりそうなところ、例えばキッチンやリビングでは小収納を増やします。よく使う駅の近くに気軽に駐車できるコインパーキングがあると嬉しいですよね。
滅多に使わないものは2階のウォークインクローゼットで対応します。空港の近くに立体駐車場があるイメージです。
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3、通路に収納を設ける。
人は効率性を求める習性があります。
ガソリンを入れるとしたら、出かけたついでに入れますよね?わざわざガソリンを入れるためだけに車を運転しません。
それと同じように片付けのためにわざわざ動こうとはしないのです。
従って、通路に収納を設けることでついでに片付けようの心理が働きます。
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4、片付けなくてもいいスペースを作る。
これまで片付けることばかり話をしましたが、逆に整然とした空間ではどうも居心地が悪いのも真理です。
「白河の清きに魚のすみかねてもとの濁りの田沼こひしき」
江戸時代に松平定信が「寛政の改革」でクリーンな世の中にしすぎたため、清すぎる川に魚がいないように、ちょっとはダーティーな方が住みやすかったなぁと嘆いた歌です。
従って、逆説的ですが、書類や本などが多少散らかっていても気にならないスペースを作ることにしました。
路地裏に自転車が停めてあっても多めに見てあげるみたいなものでしょうか?
我が家はこの4段構えで整った室内を作ろうと思います。
まあ、一番はものを無闇に増やさず、洗練させることだと思いますが。
収納どこに作ろうか・・・。とりあえず階段した収納とウォークインクローゼットは作ります(一般的)
読んでいただきありがとうございました。